La luna di mezzanotte  真夜中ノ月

静かな時間に好きなコトをつぶやく

A Promise(2014)

先週の金曜ロードショーから4週連続ハリーポッター祭りが始まりましたね。
私の中では、自動的にアラン・リックマン (=スネイプ教授)祭りが始まったわけです。
うふふふとにやけが止まらないんですけど、仕事もプライベートも忙しいので
連続してハリーポッターやアラン出演作品の一気見ができないのがなんとも悔しい!
早くアレとアレを仕上げてとは思うのですが、当面は週1本見れたら恩の字かなぁぐらい。
(お仕事あるのはとてもありがたい事ですー)



そこで本日、ようやくアラン・リックマン出演の  A Promise (邦題 「暮れ逢い」)のDVDを手に入れましたので感想を。まだ一度しか見ていません。
⚫︎好きなところとしては…
  物語全般を通して 光や色の使い方。時々不安定なカメラワーク。ロット(実業家の若妻)とフリデリック(実業家の、優秀な秘書)の揺れる気持ちの表現なんだよなぁと納得しながら見てました。
  直接的に抱き合うでなくとも漂ってくる官能的な雰囲気と、理性的な行動のギリギリのライン上で危ういバランスを保ちながら一つ屋根の下で生活しているとか、緊張感あってドキドキしてしまった!
  実業家カール・ホフマイスター(アラン・リックマンの役です)がロットとフリデリックを窓から眺めて、立ち去る時の様子。複雑な気持ちだったんだろうな。どちらの気持ちにも気付いているけれども、自分も妻の事が好きだから嫉妬してる。一人息子もフリデリックに懐いて楽しそうだし。疎外感や怒りもあったと思う。

⚫︎気になったこと
  邦題について。暮れ逢いって何ですかね?直訳風に「約束」とか「ある約束」で良いんではないですかね?邦題ってあんまり良いなぁと思ったことないなぁ。捻り過ぎ?
  ロットがまとっていたという、ゲランの香水の香り、私は残念ながら嗅いだ事がないので、どんなに素敵な女性なのか想像がつかなかった(デパートに行けばわかるかしら?
 


総合評価☆☆☆☆★(5点中4点)くらいで。

 それにしても、アラン・リックマンは「遠くから意中の女性を眺める構図」がよく似合うなぁと思う。大体三角関係よね。優しい役だと『いつか晴れた日に』のブランドン大佐、『close my eyes 』のシンクレア。悪役だと『スゥイニートッド』のターピン判事。


あ、若い娘(妻)とロマンスグレーの紳士の組み合わせばっかりだわ(笑)