ボトル・ドリーム(原題 Bottle shock 2008年):酒好きの下戸が憧れる、美味しい酒を求める旅
昨日は職場の飲み会でした。
まだ風邪の症状が残っているので酒は飲まないつもりでしたが、
師長にすすめられてビールを何杯か。
下戸だけど、飲酒は嫌いじゃない。
ゆっくり自分のペースで飲んで、ほろ酔い加減を楽しむのはむしろ好き。
さらにそこに好きな音楽があれば最高。
☆☆☆
ということで、お酒にまつわるアラン・リックマン出演映画の紹介。
実話「パリ・テイスティング事件(別名 パリスの審判)」をベースとした映画
「ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡」
(原題:Bottle shock 2008年 米)
1976年、ワイン評論家のスティーヴン・スパリュアはフランスとアメリカワインの目隠し試飲会を開催するために、良質のワインを求めてナパ・バレーを訪れた。ナパバレーでワイナリー、シャトー・モンテレーナを経営するジムとその息子ボーに出会う。彼らは最高のワインを作るために奮闘していたが、ワイナリーの経営状態は厳しく、ジムとボーの仲も上手く行っておらず・・・・・・。ジム、ボー、従業員のグスタボ、研修生のサム、ワイナリーの物語が中心です。アラン・リックマン演じるスティーヴンはとにかくナパ・バレーのワインを試飲し、目隠し試飲会に出すワインを探しています。
下戸ですが酒好きの私にとっては、大変うらやましい話です。
美味しい酒を求めて試飲会や、ワイナリーや酒蔵を尋ねる旅など行ってみたいです。
試飲会でアメリカワインがフランスワインに勝利した話は、石川雅之のマンガ「もやしもん」にも紹介されていますね。何巻だったかは覚えていませんが、フランスワイン編は好きなエピソードです。
☆☆☆
この映画のアラン・リックマンについて。
他の映画と比べると、地味であまり活躍はありません。出演時間も案外短いです。
嬉しいのは、アランのフランス語が聞けるぐらいでしょうか。
あとは、一番最後のシーンの白髪のアランが一番素敵だと思います。
性格は、ちょっと嫌味な感じはしますが、こんな人は普通にいるよね、程度です。
(アランの最強嫌味な役は、ハリーポッターのスネイプ先生役ですから)
ああ、そうだ。
その「普通の人」としてとけ込んでいるのも凄いことなんだよね。
ちゃんと、映画の世界観に馴染んでいるということなんだよなぁ。