La luna di mezzanotte  真夜中ノ月

静かな時間に好きなコトをつぶやく

福井県立恐竜博物館に行ってきました!

先月、子どもが北陸地方のニュースを見ていて

「きょうりゅう見に行きたい!」「ぼくも〜!行きたい」と言っていました。

昨日、突然思い立って、

FPDM: 福井県立恐竜博物館

に行ってきました。

 

勝山市に入ると至る所に恐竜を描いた看板があります。

恐竜と関係なさそうな所にもほとんど恐竜のイラストが

描かれています。

あと10分以内に到着、という位置から見えたのは 

山の上にある、銀色のドーム。

・・・・・・もしかして?あの銀色のドームが恐竜博物館?

どちらかと言えば、あんまり似つかわしくないのでは?

 

田んぼの中に突如として現れる白い巨大な肉食恐竜。

その足下には草食恐竜。

なんだか不思議な空間。

 

福井県立恐竜博物館の辺りはジオパークに認定されているそうです。

入口の少し前には、化石発掘体験が出来るスペースや、

子どもが遊べるような小さめのアスレチック遊具があり、

子ども達が列をなして楽しんでいました。

 

さて入口駐車場に到着。

夏休みだからでしょうか、

東海地方や近畿地方からの車が多くみられました。

かなり人気のスポットのようです。

 

特別展で「スペインの恐竜」をやっていたのですが、

うちの子ども達が飽きてしまうこと間違いなしだったので、

常設展のみの入場(入場券はコンビニエンスストアでも購入できるそうです)。

 

中に入ってみると「気合いが入っている博物館だ」と思いました。

地方自治体が運営する資料館や博物館に対しては、展示があまり面白くない、中途半端という印象がありましたが、この福井県立恐竜博物館は、

「本気で人を呼び込もうとしている!」

と感じました。

 

建物の構造は、まず地上から地下3Fに降りて、ゆるゆると螺旋状に登って行くようになっています。

巨大な恐竜の全身骨格標本がいくつも並んでいます。

ジオラマも動いています。

(以前、石川の催事場で開催されていたロボット恐竜博をみてきましたが、

ポツポツとしか恐竜がなく、哀愁漂う展示会でした。)

迫力ある恐竜の化石標本展示やジオラマ展示のみではなく、

古代植物や生物の化石の展示、生命の進化についても分かりやすく解説されていました。

興味を引くような展示、これこそ一流のプレゼンテーションだと思います。

 

(残念ながら子どもを追いかけなければならないので

ゆっくり見ることはできませんでしたが)

 

とにかく、充実しています。

地方でこんなにすばらしい博物館をみたのは初めてです。

 

レストラン、ミュージアムショップ併設。

来館者が自由に閲覧できる図書室、

化石クリーニングの様子が見られる窓、

子どもが興味を引くようにQ&A 方式で書かれた解説もありました。

 

 

また、うちの子どもが小学生ぐらいになったら……子どもが落ち着いて、迷子の心配がなくなったら、じっくり1日ぐらいかけて見学したい、と思います。